散歩やフィルム、ふつうの朝についての短い文章。いまは 6 本です。
灰色の上に灰色を重ねた十一枚と、早く出かけること自体が目的だという話。
灰色の一週間、曇ったガラス、その向こうの景色を好きになること。
わざと露出を多めに、あたたかい壁、そして多すぎる自転車。
デッキの上の四十分、ラベンダー色の空、行くべき場所はどこにもない。
開いているウィンドウが減れば、行き来する理由も減る。
十分間と、一杯のお茶と、まだ誰も起きていない台所。